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味噌の作り方 [写真編]

味噌の作り方の流れ

大豆の処理
ご家庭で手作り味噌を作る場合の大豆の処理を説明しましょう。
洗浄→浸漬→蒸煮→冷却の順に作業します。

洗浄

大豆を水で洗います。この時に虫食いや浮いた豆は取り除きます。

浸漬

次に洗った大豆に吸水させます。洗った大豆は4倍量くらいの水を加えて大きな鍋に入れて水を吸わせます。
水に漬けておく時間は夏で6〜10時間、冬で14〜16時間くらいです。
十分に水を吸収させることにより、蒸煮による熱変性が均一になりふっくらと煮る事が出来ます。

蒸煮

火にかけて煮ます。沸き上がるまで強火で煮て、沸騰間際になったら火を弱めて煮ます。煮汁は大豆がわずかにかぶる程度あればよいでしょう。

新しい豆ほど早く、古い豆ほど時間がかかりますが、だいたい3時間から6時間ほど煮るためにかかるでしょう。圧力鍋で煮れば20〜30分で煮あがります。
大豆を煮ている途中に浮いてきた大豆の皮はすくいとって捨てます。
大豆がよく煮えたかどうかの判断は親指と小指を使ってつぶれる程度の硬さになれば十分です。または大豆を1粒、計量器に乗せて押さえてつぶす時のグラム数が500g程度を目安にしてください。

冷却

大豆を煮たら麹と塩を混ぜますが、その前に大豆を冷やす必要があります。
ゆっくり冷やすと大豆の着色が進みますので、色が気になる方はなるべく早く冷やすとよいでしょう。麹菌が活動しやすい35度前後に冷やすのが理想です。

ご家庭で作られる場合は、意識的に冷却をしなくても以下の作業を先に行うといいでしょう。煮えた大豆をザルなどに上げて、煮汁と分けて(煮汁は後で使いますからとっておいて下さい)

大豆が熱いうちにつぶします(冷えるとつぶしにくくなるため)。
大豆をつぶすのはすり鉢や肉ひき機やもちつき機など使ってすばやくつぶします。
つぶしているうちに温度は下がっていくと思います。

麹の処理

麹の処理

市販の米麹を買ってきたら、大豆を煮ている時間を使って塩切り麹をつくります。
麹1.5kgと塩700gを混ぜるのですが、塩の1割くらいを残して混ぜます。残した塩はまた後で使います。

ですから、1.5kgの麹に630gの塩を混ぜる事になります。
麹と塩を混ぜる場合、塩がまんべんなく行き渡るように十分に混ぜてください。

混合

混合

麹を塩と混ぜた後は、大豆と混ぜます。
大豆が一肌くらいの時に混ぜますと麹が混ざりやすく豆とよくなじみます。この混ぜる時に、大豆を煮た時の煮汁を加えて混ぜると混ぜやすいです。

煮汁の分量は大豆の煮方によって変わってきますが、今回の大豆1.3kgと麹1.5kgの分量の混合ですと、だいたい煮汁は550〜650ccくらいです。(煮汁がない場合は、同量の水を用意してください) この時に先程残した塩(70g)のうちさらに1割程度残して煮汁に混ぜます(こうして出来た水を種水と呼びます)。

天然熟成味噌の場合はあまり水分が少ないと出来上がり時点でパサパサの状態になりますので種水の量には気をつけてください。

仕込み

仕込み

いよいよ桶に詰めていきます。
この時に両手で握れるくらいにまとめ桶の底に打ち付けるようにして入れ、手で抑えてしっかり詰めてください。空気が入らないように固く詰めておくほど、醗酵のムラを防ぎ水の上がりが速く熟成がうまく行われます。

仕込み

すべて詰め終わりましたら、表面を平にして残りの塩を桶の縁の方にふります。

この上にラップを丁寧にぴったりと覆います。空気に触れることは酵母の活動には効果的ですが熟成中にカビが出やすくなります。 押し蓋を置き、重石(約1.3kg〜2kg)を乗せます。 桶の口を紙(古新聞など)で覆い、ひもやゴムでしっかりと縛って仕込み完了です。 仕込み日を書いておくか、ラベルなどを貼っておくと管理が楽だと思います。

その後の手入れ
仕込んだ桶は家の中で涼しい場所に保管します。温度変化の少ない低温の場所が最適です。直射日光の当たる場所や暖房などで暖かくなる場所は避けてください。
仕込みから4ヶ月ほど経ちましたら、しゃもじなどで全体を混ぜます。これを切り返しと言って、仕込み桶の底の方と上部では醗酵の進み具合が異なるために均一にする役目を果たします。十分に混ぜましたら、ラップを新しいものに取りかけ押し蓋を置き重石を置きます。
もし、この時点で表面に水が上がっているようでしたら、この後の重石の重さを半分くらいにするとよいでしょう。
また、表面にカビのようなものが見られましたら取り除いておきます。蓋などに付いた場合は熱湯でよく洗って再度使うようにします。
切り返しの回数は特にはありませんが、梅雨場や夏の暑い時にはカビを除くためにも1ヶ月に1回くらい手入れを行うとよいでしょう。

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